モアイ島




1.6 easter
まさか自分がモアイを見に来るなんて思ってもなかった。想像の島。
イースター島という名前はここでは通じない。イスラデルパスックアというらしい。さらに地元の人たちはパラヌイと呼ぶ。
チリサンチャゴから飛行機で5時間。
ここは居住区としてはいろんなところから1番離れている島。だから世界で1番の孤島。
降り立つとむあんっと熱気が漂ってきた。かすかに花の香りもする。
真っ黒に日焼けしたホテルの人たちが出迎えている。まるでハワイだ。
だけどもっと素朴な感じがする。昔のハワイを想像する。
ここでの1週間キャンプをすることに決めた。
なんせここは物価が高い。チリの2.5倍はする。食料もお酒もたんと本土から買い込んできた。
毎日毎日遊びで忙しい。こんなに遊ぶのが忙しいと思ったのは小学生以来かもしれない。
旅をしているのだから他からみたら毎日遊びだと思われると思う。だけど実際はほとんどが生活なのだ。
遊んでるな〜と実感する時はそんなになかったりする。
だからここでの生活は旅の中でもかなり遊びだった。
釣りをして、サーフィンをして、夕日をみにいってお酒をのんで、満月で散歩をした。
まるで夏休みのようだった。
イースターに行ったのにモアイを見学しなくてもいいかなとまで思った。
だけどもちろんモアイも見に行った。
想像とは違っていた。
おなかがあった。
手もあった。
帽子もかぶっていた。
なにより驚いたのは目があった。
こんなにもモアイを知らなかった事に1番おどろいた。
それにモアイ倒し戦争というわけの解らない紛争で島のほとんどのモアイはうつぶせに倒れていたのだ。
立っているモアイはすごくでかくて、近くによるとかなり怖かった。
遠くから見る分にはかなりかわいい。
モアイは島のいたるところに800体近くあるらしく、レンタカーを借りてのモアイツアーもやっぱり楽しかった。
最後の日帰るのがいやでもう一度夕日を見に行くと、突然天気雨が降って大きな大きな虹が出た。